3章

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二人が付き合いはじめて3ヶ月となろうとしていた ―――――――――――――――――――――――――――――― アキは医務室の椅子でクルクルと回っていた アキ「ひかりさーん」 ヒカリ「んー…?」 ひかりは本棚で本を探していた アキ「祭行かない?」 ヒカリ「ん~……」 ひかりはお目当ての本を見つけ白衣がシワにならないように椅子に腰掛けた アキ「ひかりさんの浴衣姿見たいしさー、ダメ?」 ヒカリ「浴衣着るの大変なのよねー」 アキ「お願い!!、なんなら俺が着付けするから!」 ヒカリ「着付けできるの?」 アキ「高校の文化祭で着付け担当になってさ、本気で練習したもん」 ヒカリ「へぇ、凄いわね」 アキ「お願い!近くが嫌だったら遠くの祭でもいいからさ」 アキは頼み込んでいた ヒカリ「分かったわ、じゃあ上條君がどこの祭に行くか決めてくれる?」 アキ「もちろん!」 アキは笑顔で言った
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