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「…ここが池乃内高校…?」
今年入学する佐々木憂は今綺麗な学校の前で呆然としていた。
憂は中学の時両親を亡くし、兄と生活をしていた。
そんなある日チラシに
『池乃内高校先着5名様につき奨学金有り。さらに、寮つき!
先着3名様はプレゼント有り。
入試はしません!!
さぁ今すぐ電話しましょう!○○-○○○○』
憂は直ぐに電話したが、
まさか…
こんなに大きい学校だとは思っていなかった…
ボーッと立っていると
『キャー翔さまぁー』
と言う複数の女の声が聞こえてきた。
その声の方向を見ると、髪はサラサラで青みかかって綺麗な顔した男の人が女の人達に囲まれていた。
憂の隣をその集団は通り過ぎ去っていった。
すると、次は違う方向から
『律くん、おはよっ!律くぅーん今日もかっこいいね♪』
など騒がしい声が聞こえ見た。
「おはよ、君も今日もかわいいよ!」
等ヘラヘラしながら歩いてきた。
律と言う人は金髪でピアスを開けていて、整ってる顔立ちだった。
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