第1章

2/31
148人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
私にはこの高校に入学してからずっと好きな人がいる。 その相手は、先生だった。恥ずかしくて、まともに会話ができないくらい愛しい存在。ただ見ているだけでいい。それだけで私は満足できた。なのに。 ある夜。私は父にとんでもない事を告げられた。 「今度の週末。お前に、お前の婚約者を紹介する。」 「こっ婚約者?」
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!