主人公は回復役

友人達とパーティーです

顔も娘同様整っており、髪の色は赤っぽい茶色、瞳の色は深い青だ

ジンは何回教えても言葉が少し変になってしまう

原因は不明

エクセラは間延びした喋り方で非常に穏やかである

「アル。今日は〝あの日〟だからパーティーをやるぞ！」

「アル？買ってきた物頂戴」

最後に話し掛けてきたのがアルとリリーの両親、エドとミリアである

エドとミリアは異性から普通に人気を誇れる顔立ちで二人とも金髪、瞳の色はエドが緑、ミリアが金色となっている

エドはワクワクした顔でアルに言い、ミリアはアルにそれだけ言うと台所に向かってしまった

「えぇ、リリーから聞いていますよ。僕も楽しみです。では食材を運んで来ますね」

アルはエド同様少しワクワクした顔で台所に向かう

「今日は何を作るんですか？」

アルは台所で顎に人差し指を当てて考え込んでいるミリアに聞いた

「(やっぱり親子なんだなぁ…)」

その仕草はリリーがしていたものとそっくりであり、アルは何か微笑ましく思った

「んー…そうねぇ…って、何で私見てニヤニヤしてんのよ？怪しいから止めなさい」

「いや、ちょっと……ごめんなさい…」

ミリアが訝しげにアルを睨み、アルは慌てて弁解をしようとしたが素直に謝る

「まぁ、いいわ。買ってきた鶏肉持ってきて頂戴」

少し気になったミリアだが取り敢えず料理を最優先事項としたようだ

「料理なら僕も手伝います。じゃあ取って来ますね」