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軽く朝食を済ませると食器を洗い、洗浄機に入れ、電源を入れた。
怪しい奇妙な音声のあと動き始めた。
私は窓際の椅子に座った。
私の休日はいつも読書と決まっていた。
外界に出たいとは思わないし、
完全に孤立した空間にいると心が安らぐ。
私はテーブルに置いてあった本を手に取る。
最近の流行はミステリー小説や推理小説だ。
単純な好意と、犯罪者を見ぬくことこそ自分のこの能力を発揮することではないか、という自己満足からである。
だが実際は見抜くことなど不可能であった。
犯罪者に多く共通しているのは憎しみと渇きの仮面である。
これは一般人のほとんどが同じような部分を持つため見分けることなど出来なかった。
私はしおりを取ると本を読み始めた。。。
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