笑うことを知らない少女

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笑うことを知らない少女

私とメイちゃんがカイに引っ張られ、店の中に入ると、お菓子がたくさんある店に着いた。 遥歌『わぁ…!すごい!美味しそうっ!』 メイ『…楓の作る料理は、美味しいって、評判。』 遥歌『楓?』 カイ『この店の店長だよ。今日はいないけど…、多分そのうち会える。』 遥歌『へぇ…。』 (こんな可愛くて美味しそうなお菓子を作れる楓さんって人は、きっと綺麗でいい人なんだろうなぁ…。) すると、店の奥から人がやって来た。 カイ『お、あかり。起きたのか?』 あかり『うん!おはよーカイっ!今日もいい天気だねっ!メイちゃんも今日は一段と可愛いーねっ!!あ、そっちはお客様?いらっしゃいませーっ!!』 遥歌『・・・え、えぇっと…。』 (な、なんか凄い人…。) カイ『…おい、あかり。引いてるぞ。』 あかり『ふぇっ!?な、なんでっ!?あ!そっかそっか!自己紹介がまだだったね!私は橋本あかり!気軽にあかりって呼んで!あ、誕生日はー』 カイ『おい、来い。』 遥歌『え、え、あ、ちょっ…!』 私たち三人はあかりちゃんを置いて奥へと歩いた。 あかり『・・・カイーっ!!もうっ!クールなんだからぁ!ちょーっとぐらい構ってよね!!馬鹿カイーっ!!!』
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