笑うことを知らない少女

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メイ『?タイムスリップ…、しなくていいの…?』 遥歌『う、うん。』 メイ『…そう…。』 (はぁ…。危なかった…。小さい頃はいろいろとトラウマだからなぁ…。というか、メイちゃんはなんで笑わないんだろ…。というか、両親は?家族は…?) 遥歌『ねぇ、メイちゃんの両親はどこにいるの?』 メイ『…。』 メイちゃんが首を傾げる。 メイ『…?りょ…う?』 遥歌『両親。お父さんとお母さん。』 メイ『…?』 (あ、あれ?…もしかして…、メイちゃん両親がいな…) 遥歌『メイちゃん、もしかして両親が…』 さらに私がメイちゃんに質問しようとすると、カイが私の口を手でおさえる。 遥歌『んんっ!?んー!?』 カイ『…遥歌、ちょっとこっちにこい。』 遥歌『!?な、何っ!あっ!ちょっ…!』 バタン!! 私はカイに部屋から追い出されてしまった。 メイ『……?りょう…しん…。』
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