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ドゴオオ!パリーーン!ぎゃあああああ!
リン「ひいい!…怖い。どこへ向かえばいいの・・・ケンタロウの前では強がったけど、本当に各自解散するとか。北斗かホクロか知らないけど頭おかしいんじゃないの?」
手下達「ケンタローを止めろ!うおおおおおおおおおおおおおお!!」
ドドドドドドドド
リン「私が捕まればケンタロウの足を引っ張る事になる。何とか誰にも見つからずに進みたいけど敵が多すぎるわ。無理ゲー」
愚痴がほとばしるリン
リン「もうこうなったらヤケだわ。汚い手でも何でも使って、バットより役に立たないと。あのしょんべん小僧に何か出来るなんて思えないけどね。ぶははは!!」
手下C「おい誰だ!いま確かに笑い声が聞こえたぞ!!」
リン「 ( やばい調子にのりすぎた。 ) 」
手下C「早く出てこい!この部屋に隠れている事は分かっている。」
リン「 ( バットに遅れを取る訳にはいかない。・・・やってやんよ。 ) 」
手下C「ケンタロウがどれだけ強いか知らんが、どうせシンゾー様には敵わないんだ。シンゾー様の強さと頭脳と髪のサラサラ感は北半球一。トリートメントはビダルサスーンだ。」
リン「甘いわね!」
手下C「出やがったな!!」
リン「トリートメントはパンテーンを使うべきよ!粒子レベルでダメージを保護してくれるし、モデルの間で話題のホホバオイルも配合されていて、髪の毛一本一本が潤うはずだわ。こんな荒地の集合住宅にいるなら、なおさら必須ね。」
手下C「おのれえ!好き勝手喋りやがって。覚悟しろ!」
リン「私の相手をしてる暇があったら、今の情報をシンゾーに伝えたら?昇進確実よ?」
手下C「ッ! そ、それもそうだな。じゃあさっそく♪」
リン「油断して後ろ向いた所をナイフでドーーーーーーーーーーン!!!!」
手下C「ギエエエエエエエエエェェェェ!!」
バタッ
リン「はぁはぁ。いつものヘアケアーが役に立ったわ。」
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