きっかけはおまえの笑顔

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かな恵ちゃん先生には、とりあえず、俺の千ある特技のひとつである超土下座をして許していただいた。あの普通なら異様な光景を職員室にいた先生方全員が完全スルーしてたのはアレだ。…慣れって怖いよね 「で、本題だ。立花、これを見てくれ」 そう言ってかな恵ちゃん先生はデスクから一枚の便箋を取り出した 「すごく…おおきいです…」 すごく…の時点で頭パーンされてたけど頑張って最後まで言いました。だれか褒めて! 「はははー、やだなぁー冗談じゃないすかー…って、あれ?これ宛名が俺宛てじゃないすか」 よくみたら可愛いハートのシールで封をしてある…あれ、これってアレじゃね? 「先生…やっと俺への本当の気持ちに気付いてくれ…」 こんな時代にラブレターなんてさすが20歳超えたバ○ァですね!だがそこがいい 「違う」 普通にスルー。もぉ…どうせなら拳でちゅっこんでよぉ…
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