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「亀ー!こん後、飯どう?」
そんな同僚の一言で無理矢理
参加させられた飲み。
「亀ー。俺の恋人最近ひどいの…
だってね?全然構ってくれないもん。
手掛けてるプロジェクトがどーこー
言って全然、会えない。」
上田竜也という、見た目は可愛らしい
同僚は、
さっきからずーーっと恋人への愚痴。
「でね!ゆーいちデート中に、
仕事の電話有ったからって、帰ったんだよ?」
どうやら、年上の男性と
付き合ってるらしいこいつは
鬱陶しいくらいそのゆーいちさん?溺愛で、
相談されたのもはじめてじゃない。
素直になれない、会えない…、なんて
俺に言われてもなぁ…。
アドバイス、とかできないし。
「…ちょっと!亀聞いてる?」
「聞いてるよ?」
「ひどいと思わない?」
女かっつうの(笑)
「まぁね。」
まぁたっちゃんにはお世話になってるから、
親身に聞きますけど(笑)
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