高級店のナンバーワン

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その時は本当に整形したくて頭がいっぱいだった。 毎日整形のことしか考えてなかった。 おなじ店に彼がスカウトした芸能人の子がいた。 その子もまた彼のお気に入りで 家ではその子が可愛いという話と、 歌舞伎町の高級店のナンバーワン嬢が可愛いという自慢話ばっかだった。 わたしは比べられてる感覚、 彼女たちのようになれない自分が憎くて悔しかった。 六本木のお店でも不細工でデブなわたしと 芸能人の彼女の扱いは天と地の差で私は六本木の店をやめて、 地方のキャバクラにうつった。
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