保育所の頃って断片的にしか覚えてない

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とりあえず私とセバスさんはギルドに入った 「お、来たか。お嬢ちゃんがリセルちゃんでいいのかな?」 カウンターにいる男から声がかかる 「はい、私がリセルです。失礼ですが貴方は?」 …… 「…?あの…」 なんか( ゚д゚)って顔してる(笑) 「あ、悪い。俺はここのマスターをしてるギルバってもんだ。にしてもリセルちゃんはずいぶん畏まった話し方するんだな」 なるほど口調のことで止まってたのか いや、反応としては正解だと思いますよ 「変…でしょうか?」 首を傾げてギルバさんを見上げる やば、自分でやって寒気がする チキン肌がスパークしてる(泣) 「いや、問題ない。ただ、あのバカから…いや、嫁さんの遺伝子が大方残ったんだな」 「まあ、いいわ。とりあえずマスター室へ行ってくれ。セバスなら場所わかるだろ」 「畏まりました。では、お嬢様行きましょうか」 「分かりました、ギルバさん失礼します」 「ギルバ様失礼いたします」 私達は部屋へ向かった 「うちのガキも落ち着いてくれればな…」
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