保育所の頃って断片的にしか覚えてない

15/15
前へ
/606ページ
次へ
なんか、長くなってしまいましたがようやく測定です 「じゃ、リセルちゃんはその棒握って魔力を流して」 言われた通り魔力を流してみる ちなみにこの世界は魔法に関することだけは妙に機械化が進んでいる 「魔力が5000で属性は…風が得意みたいだね…わかってたけど特殊は全部か」 最後だけ呟いていたので聞こえませんでしたがとりあえず現時点での魔力量は把握できました よくよく考えてみると私は魔力を消費した時点で即座に回復するので量は気にしていませんでしたね ちなみに セリカは8000、水、重力、次元 シンは13000、雷、木、次元 でした さすが王族だけあってスペックは高いみたいです たったこれだけの測定だけなのにやたらと疲れましたね 大人たちは少し話すことがあるということで私達子供とセバスさんで時間潰しにと外に出て食事をとりました 別にこれといった事件はなく詳細は知らせませんがね 「リセルまたね!!」(⌒∇⌒)ノ"" 「リセルちゃんまた」(*・x・)ノ~~ 「うん、またね。セリカにシン君」(・ω・)ノ)) セリカとシン君は馬車に乗り込み、私はサラさんに呼ばれました 「今日はありがとね。あの子達に変わってお礼を言わせてもらうわ。王族ってだけでなかなか友達とか作りにくいから」 「礼なんていいよ。つか、同い年にそんな話し方されると若干イラッとする」 「アハハ、そうね。周りに人がいないときはそうしましょ」 ちなみにガイおじさまとひg…お父様は馬車の近くで話し込んでいる 主従の関係はどこに忘れたのでしょうか 「そろそろ時間ね。あなたにこれを渡しておくわ。うちに気軽にこれるようにね。門番に見せたら入れてくれるから」 そう言って私に懐中時計を渡す 「真面目な話あの子達の初めての友達になってくれてありがとう。これからも仲良くしてあげてね」 最後に母親の顔になってお願いしてきた 「もちろん、友達だからね」 私も年相応に…できたかは分からないけど笑って返事した
/606ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3404人が本棚に入れています
本棚に追加