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[自殺経験者の視点]
「うん、まぁ、はいリストカットっす」
取り敢えずエセ丁寧語を使う事でこの負の因子を和らげてみる、無駄だけど
自分的には隠すつもりも無かったし正直どうでも良かったんだがいざ晒されてみるとちょっとキツいねー。
ヤバイこれは精神的に死「ブラッボォォォォッ!!」
うるせえ
突然ボサボサ眼鏡(以降、ボサメガ)が叫びだした
なんだこいつキ××イか
「ブラボー!グウッド!スーパー!ハイパー!マスタァッ!」
なんだうるせえ
つかボールのグレートの上昇値がそのまま使えると思うなよ
「君は選ばれた!」
「取り敢えず落ち着けボサメガ」
「いいや!これが落ち着いていられるか!、世紀の逸材がこんな所にいるなんてっ!!」
キャラ変わったなこいつあらやだ怖い
「君!いや、風間くん!」
「は……はい?」
「是非僕の部活に入ってくれえっ!」
「部活?」
部活てまさかこの校庭にマットを運ぶ部活……?
「そう!僕が部長を勤める部活!」
そう言ってボサメガはマットを取り囲んでいる学生五人をさして言った。
「死を体験する事によって新境地を切り開き観察、レポートし新しい何かを発見し世に広める部!、
通称!、自殺クラブ!!」
………………は?
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