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人間は、人生で究極の選択肢を迫られる事がある。
それはどんな状況だろうと存在するだろう…。
例えば簡単なものなら好きなあの子に告白するかしないか
右か左か
友人を助けるか自分が助かるか
逃げるか立ち向かうか
クーデレ生徒会長か天然幼なじみか
殺すか死ぬか
等々エトセトラ……。
どんなものでももしかしたら自分の運命を左右するかもしれない大事な選択肢だ。
人間はどんな選択肢だとしてもその場の最良の判断をするべきだ。
さて、何故私こと風間 昴がこんな事をいきなり話しはじめたか。
その原因は目の前の扉にある。
善良かつ真面目なものならば俺の活躍プロローグ編で俺がどうなって終わったか分かるはずだ。
分からない奴はページ戻れ、全力で。
いやまあ要するにアレだ、俺は意味不明のどうして了承されたか良く分からない部活、通称,自殺部(クラブはやめよう、自殺部でよし)の部室の扉の目の前に立っているのだ
どうみても屋上への扉なんだけどね
つまり俺は前回、図らずも自殺部の活動場所からあいきゃんふらいしたのだ。
皮肉なこったぜ…。
そんで俺はこの扉を開けるか開けないか、その究極の選択肢に迫られているのだ。
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