第2話 その名は徐晃

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そんな二人で話している場所に歩いてくる女性 『いたいた。』 『んっ?』 『艶花とは珍しいわね…私達に何か用?』 『華琳様が出撃するから部隊を整えろとの事よ。』 『華琳が?』 『華蓮も大変だな。』 『アンタもよ、北郷。』 『へっ…?』 艶花の言葉に呆気にとられる一刀 『なんで俺も?』 『私に聞かないで。』 用件だけを伝えると去っていく艶花 どうやら居残り組らしい 『一刀も災難ね♪』 笑いながら一刀の肩を叩く華蓮 『とほほっ…』 準備の為に動きだす二人 一刻後には城を後にしていた 不思議とあまり馬に乗った事はないのに酔いなどもなく落ち着いて乗れている一刀 『あら、思ったよりもちゃんと馬に乗れてるじゃない』 華琳の誉め言葉に嬉しかった一刀 しかし馬に乗れている自分にびっくりしたのは本人だった 『…ああ。(俺、こんな乗れたっけ…)』 違和感を感じながらも前へと進むー刀たち そんなー刀達の所に馬に乗って慌ててくる兵士 『申し上げます!!』 『どうした!?』 兵士の声に返事を返す春蘭
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