第2話 その名は徐晃

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『ひぃ!!』 『命がいくつあっても足りねぇ!』 逃げ出した賊たち しかし彼らを待ち受けていたのは華琳率いる本隊だった 『民を泣かせし者達を一人たりとも逃がすな!全軍、突撃!』 『おおぉぉぉ!』 華琳の号令とともに兵士たちは賊へと突撃 総崩れした賊は瞬く間に壊滅した 『大丈夫か、勇敢な少女よ。』 少女達に駆け寄る春蘭 『あっありがとうございます。』 春蘭にお礼を述べる少女 『ちょっと待て!』 『んっ?』 少女の隣から声がする方を見る春蘭 そこに立っていたのは春蘭達と背格好や歳が変わらぬ女性だった 『あたいは少女じゃないぞ!』 大斧を持った女性は春蘭へと向かって歩きながら強く叫んだ 『あぁ、それはすまない。』 謝る春蘭に詰め寄る女性 『ふん…わかればいいのさ。それと…礼は言わせてもらう、ありがと』 『なっ!?』 そんな会話している所に、合流する華琳たち 『何をしているの春蘭、そっちの子達は?』 『っ!』 華琳を見たと同時に女の子は鉄球を春蘭へと放つ 『クッ!!』 『えっ!?』 防御する春蘭、驚く一刀 『お姉さん、国の軍隊…?』
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