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女の子は春蘭に問いながらも戦う姿勢をやめない
『国も軍隊も僕達からお金を取るだけで何もしてくれない!!』
『だからあたし達は戦ってる。村で強いのはあたしらだけだからさ…』
持っている大斧を強く握りしめる女性
『どうする…しかし、このままでは!!』
悩む春蘭
『全員、剣を納めなさい!』
『『えっ!?』』
『春蘭も、あなたも!』
『はっ!』
『はっはい!!』
ズゥン
降ろした鉄球が地面へとめり込む
『あんなでかいのを…』
『北郷…気にしたらキリないぞ。』
一刀の隣に来る華音
『あなた、名前は?』
『きょ許緒っていいます』
『許緒、ごめんなさい』
『えっ?』
『華琳さま!!』
突然、許緒へと頭を下げて謝る華琳
『いま国が腐敗しているのは私自身よく知っているわ…』
『さすがは曹操さま、よくわかってらっしゃる』
大斧を持っていた女性は華琳へと近づく
『曹…操さま!?ごっごめんなさい!!僕、曹操さまとは知らずに…隣の街の事はよく聞いてます!みんな平和に暮らしてるって、それなのに僕は…』
『構わないわ、許緒が怒るのも無理はない。』
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