第2話 その名は徐晃

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女の子は春蘭に問いながらも戦う姿勢をやめない 『国も軍隊も僕達からお金を取るだけで何もしてくれない!!』 『だからあたし達は戦ってる。村で強いのはあたしらだけだからさ…』 持っている大斧を強く握りしめる女性 『どうする…しかし、このままでは!!』 悩む春蘭 『全員、剣を納めなさい!』 『『えっ!?』』 『春蘭も、あなたも!』 『はっ!』 『はっはい!!』 ズゥン 降ろした鉄球が地面へとめり込む 『あんなでかいのを…』 『北郷…気にしたらキリないぞ。』 一刀の隣に来る華音 『あなた、名前は?』 『きょ許緒っていいます』 『許緒、ごめんなさい』 『えっ?』 『華琳さま!!』 突然、許緒へと頭を下げて謝る華琳 『いま国が腐敗しているのは私自身よく知っているわ…』 『さすがは曹操さま、よくわかってらっしゃる』 大斧を持っていた女性は華琳へと近づく 『曹…操さま!?ごっごめんなさい!!僕、曹操さまとは知らずに…隣の街の事はよく聞いてます!みんな平和に暮らしてるって、それなのに僕は…』 『構わないわ、許緒が怒るのも無理はない。』
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