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『あなたは私を知ってるいるみたいだけど…』
大斧を持つ女性へと向く華琳
『一度だけ、隣街で曹操さまを見かけた事がありましたから。』
華琳の傍へと近づくと武器を置いて、地に膝をつける女性
『徐晃、字は公明と申します。』
『徐晃、あなたに聞きたい事がある』
『なんなりと』
『あなたは何故、春蘭たちを止めなかったのかしら』
華琳の問い、周囲が見守る中で徐晃は答える
『はっ、夏侯惇さまに殺気はなかったので止める必要はないかと…』
『そう…なら』
鎌を取り出す華琳
『あなたが私に向けてる殺気は説明してもらえるのかしら?』
鎌を徐晃へと向けたと同時にそれは起こった
『我ら民の気持ちを知ってもらう為に。』
徐晃の大斧はすでに華琳の首へと狙いを定めている
『貴様!』
『華琳さま!!』
身構える春蘭と秋蘭
『なるほど…あなた、私を試したわね。』
口元がくすりと笑う華琳
『御意。』
華琳を見つめながら姿勢を崩さない徐晃
『真名は?』
『美魅(みみ)と申します』
『気に入ったわ、美魅…許緒と共に私の力となりなさい!』
『華琳さま!?』
『許緒はどうかしら?』
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