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『うぐっ…』
腹部に猛烈な痛みを感じた
痛さを感じて夢かもわからなくなった一刀
『さっさと済ませろ、お前ら!』
男三人に囲まれて何もできない時だった
『弱い者いじめはいけないなぁ』
声がする方を見ると、リーダー格の男の後ろに女性が立っていた
髪は銀髪、青い瞳は真っ直ぐにコチラを見ている
『なんだお前は!?』
とっさに女性から離れたリーダー格の男
『悪党に名乗る名などない!なんてね♪』
『ぐぶっ…』
女性が動き出したと同時に一刀を捕まえてた大柄な男は背中から倒れた
『なんだと!?』
あまりの早さにあっけをとられる男たち
いつの間にか女性は一刀の前に立っていた
『ちょっと待ってろよ、兄ちゃん♪』
笑顔で言い残した後に、女性は再び動き出す
背中から長刀を抜き、小柄な男に峰打ちをした
『はっはやすぎだろ…』
小柄な男はそう呟きながら地面へとうつぶせになる
『くっ!』
『まだ俺とやるか?』
『ちっ…おいお前ら帰るぞ!』
足で倒れた二人を蹴って無理やり起こすヒゲ男
起きた瞬間に三人はそそくさと消えていった
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