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『中国?そんな地名聞いた事ないわ…華音(かいん)は?』
『いや、俺も聞いた事はない…っていうか華蓮(かれん)がわからないんだから俺がわかるわけないだろ!』
『それもそうね』
2人が話あっている時に、こちらに向かってくる騎馬の集団
十数人の兵士達が一斉に一刀を囲む
『えっ?』
『北郷ー刀と言ったわね…我が主に貴方を判断してもらうわ』
『コイツを連れていけ!』
2人の言葉に兵士たちに連れて行かれる俺
馬に乗せられて、どれくらいの時間が立ったかはわからない…着いた場所は街だった
兵士達が離れて、女性2人と向かった場所は他の建物と違った雰囲気だ
通路を歩いていると前方から女性が歩いてくる
『アンタ達、いま帰ってきたの?』
『ああ、華林達はまだ帰ってきてないのか?』
『華林様なら中央にいるわよ…っていうか後ろの男は?』
『偵察に行って拾った』
華音は笑顔で女性に答えたが相手は呆れたように返事をする
『拾ったって…』
『真に受けるな、華林の所に行くわ。艶花(えんふぁ)は悪いが皆を中央に集めてくれないかしら?』
『しょうがないわね…』
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