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ドドーン
ドンドンドン
次々に打ち上げられる花火が
夜空を華やかに彩る
間近で見る花火は、本当に綺麗で、今にも落ちてきてしまいそうで
ただただ、見入っていた
一瞬で消えてしまう儚さと
目に焼き付いて離れない美しさに…。
「綺麗…」
君は、大きな瞳に涙を溜めて
そう呟いた
「泣いてるの…?」
「感動の涙だから、大丈夫」
そう言って微笑んだ君が
花火のように美しくて
そして
儚くて
僕は、君をきつく抱き締めたんだ
消えてしまわないように
きつく きつく
…
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