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寝顔は…可愛いかな。
ベッドサイドで多田さんを眺める。
この寝顔からじゃ、妖艶は想像つかない。
不思議な人だな。
リビングに戻りテレビを消して、パソを閉じる。
明日はデートに誘おう。って言っても、多田さんふらふらメガネ屋に吸い込まれて行っちゃうんだけど。
電気を消して、寝室に戻る。
もぞもぞと多田さんの横に入り、頭の下に腕を差し入れたら目が合った。
うっ。
「…長野?…」
「多田、さん?」
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