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「ほ…本当に?」
「本当じゃ!しかしお主にが儂のボケに突っ込まんようじゃ他の人間にしよ―――」
「ごめんなさい!次からは突っ込むから」
「だったらよい。お主にこれを渡しておこう」
と老人は十字架のネックレスと4尺もある日本刀を零に渡した
「これは?」
「これはこれから行く世界でお主の力になってくれるじゃろ」
「ふ~んありがとう」
ネックレスと刀を受け取ると、突然
「たとえどんな事があろうが恐れるな力強く立ち向かうのじゃ。それと対となる存在に気をつけるのじゃ。儂は、これから何がおこるか全て知っているがお主には言えぬが勘弁してくれ」
零は老人が話を聞きながらネックレスを首にかけた
「教えてくれないのか?それに、対って?」
「やれやれ、めんどうな事はしないでほしい」
と、声が聞こえてきた
「やはりこうなったか。さぁ行くのじゃ」
「え?」
といきなり自分が下に落ちている事に気づいた
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「はぁ!」
と、かけ声とともに何かが飛び零に直撃した。その衝撃で零は意識を失い、直後零は闇に消えた
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