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零が目をさめると見知らぬ部屋のベッドで寝ていた
「ここ何処?」
零が自分の頭を整理してると、突然
「ここは、あなたの居た世界とは別の世界です」
「うぉあ、な…なんだ?どこから声が?」
「下です」
「下?」
そこには見知らぬ十字架のネックレスが首にかけてあった。
「ま…まさか、ネックレスが喋るわけないよな~あははは」
「いえ、そのネックレスです」
「あら、そう……てかなんで俺はこんな見知らぬ所にいるの?」
ネックレスに問いかけたすると
「あなたは覚えてないのですか?」
「何を?」
「昨日あの老人に会った時の事です」
「老人?」
零は昨日の自分の夢を思い出た。
「あ~あの爺さんね。そう言えばあの爺さんなんで俺を別の世界に送ったんだ?」
「それは、貴方が正義の味方になりたいと望んだから。」
「正義の味方」
と呟いた。そう零は正義の味方に憧れていた。
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