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「この世界には貴方とは別のイレギュラーな存在が潜んでます。そのイレギュラーを貴方に倒していただきたいのです」
?イレギュラーな存在を倒せ?
「ちょ…ちょっと待て!」
「何ですか?」
「俺にはそんな力もないしましてや武器すらない!それなのにいきなりイレギュラーを倒せって無理があるだろ」
「大丈夫です!そのために私がいるのですから私だって武器ですよ。」
「そうか…てことはそこに置いてある剣も使って?」
近くに立てかけてあった剣を指差して聞いた
「そうですよ。老人から貰ったじゃないですか」
「そうだった」
そう言えばこいつの名前わからないよなと思った零は
「とりあえず分かった。さて自己紹介でもするか俺の名前は海桜零お前は?」
「わ…私ですか?」
突然口ごもった
「どうした?」
「私自身名前がわからないのですこの世界に来る時なんらかの原因だと思います」
『てことは俺にもなんらかの被害が』と聞こうとしたが聞かなかった
「…そうか、だったら俺が名前をつけてやるよ」
「え?」
「う~ん……ロザリオでいいか?」
「ロザリオですか?」
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