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私は西本由紀
高1です。
「由紀ー途中まで一緒に学校行こう。」
「お姉ちゃん!うん行こう。」
この人は私のお姉ちゃん
西本桜
高3優しくて可愛くて皆から人気者で私の憧れの人です。
「じゃあお母さん行ってきます。」
『はい。行ってらっしゃい。』
「お姉ちゃん?」
「んっ?何?」
「これからもずっと仲のいい姉妹でいようね。」
お姉ちゃんは優しく微笑む
「えぇーそうね。これからもずっと仲良くしましょうね」
「うん。お姉ちゃん大好き。」
お姉ちゃんは私の頭を優しく撫でながら
「私も由紀が大好きよ。」
私はずっと一緒にいられると信じてた。
だけど…それは突然地獄に落とされた。
「由紀―おはよう。」
遠くから私を呼ぶのは親友の朝霧舞だ。
「舞!おはよう。」
「由紀一緒に学校行こう」
「あっえっと―…」
断ろうとするとお姉ちゃんは私の背中を押し
「由紀いいよ。行きたいんでしょ?私のことは気にしなくていいから。」
「だけど…お姉ちゃん―…」
「ほらお友達待ってるんだから行きなさい」
「ありがとうお姉ちゃん。帰りは絶対に一緒に帰ろうね。」
私はお姉ちゃんに一生懸命に手を振り舞の元へと向かった
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