「幸せだった日々」

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「おはよう西本」 「おはよぅ戸田…」 この人は 戸田純平 高1同じクラスで いつも明るくクラスのムードメーカー 「西本は朝から勉強だなんて偉いな」 「そんなっ偉くないよ。」 「今何の勉強やってるの?」 「国語だよ。」 「ふぅんじゃあ見して。」 そう言うと戸田は私のノートを奪い読む 「あっ戸田私字汚いし.ごちゃごちゃだから」 「そんなごちゃごちゃ所か全然分かりやすいし字も綺麗じゃねぇか。」 「えっ?」 「俺国語苦手だからさ。」 「戸田!」 「んっ?どうした」 「私で良かったら教える?な,何てね。」 「マジ?いいの?」 「だけど…迷惑じゃねぇか?」 「全然迷惑じゃありません。」 「ちょ何でそこ敬語だよ。」 「あっ―…ごめん」 「まぁじゃあお言葉に甘えて国語教えてもらえる?」 「うん。もちろん」 「じゃあ昼休みな」 「えっと昼休みは―…」 「あっ悪ぃ用事でもあるよな。 「全然むしろ昼休み暇だからいいよ」 「そ,そうかだけど…あまり無理はすんなよ」 ニコッと微笑み私の頭を撫でる戸田―… 「あ,あ.ありがとう」 「じゃあまた後でな」 「うん」 私は秘かに戸田のことが好き―だったりする 戸田は誰に対しても優しくていつも笑ってる。 戸田に好意をもつ人は私だけじゃなかった。
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