1人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁ…。
いっそ、彼のベッドで最初から待ってれば!」
「いや! 広くて落ち着かないもん。
私、狭い所が好きなの。ソファーの隅っことか」
なるべく狭い所にくるまれるように眠りたい…。
「ばか!
だから、待てなくて寝ちゃうんでしょ。
彼の広いベッドだと起きてられるって! ふぅ~」
「美和~そんなに興奮すると赤ちゃん、産まれちゃうよ?
もうすくだよね。」
「さくらのせいでしょ!ふぅ
来週くらいに産まれるかな。」
美和は妊婦さん。幸せそうな大きいお腹をみつめる。
おっぱいも大きくなるんだなぁ…うらやましい。
「おっぱい さわってもいい?」
「あのねぇ…
普通、おなかじゃないの~?
もう。今日は帰るわぁ。
彼のベッドで待ってるんだよ、わかった?」
最初のコメントを投稿しよう!