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「なあに~?」
彼の大きな声に びっくりする。どうしたんだろう。
勢いよく、彼が部屋に入ってきた。
「こんな所にいたの。どこを探してもいないからびっくりしよ。ソファーやさくらのベッドに居ないし、廊下やクローゼットの隅っこにもいないし、どうしちゃったの?俺のベッドにいるなんて。」
「ん~」
彼は私を抱き上げ、ぎゅっとした。頭に顔をうめスリスリする。
大きな手でやさしく何度もなでてくれる。
「…だいすき…」
もっとなでて。
もっと抱きしめて。
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