落ちたらそこには地下少女。

5/7
前へ
/15ページ
次へ
「……さぁ?私もよくわからん」 「嘘つけ!!」 「なんだ、死んでなかったのか。つまらんな」 アンタは鬼か。 「ハハハ。まぁ、気にするな。今、上の方では少年達がむやみやたらに マンホールを開けるのが流行っているらしいからな」 少女は満足そうにこちらを見て親指を立てる。 そんな成し遂げたような顔されても。 「私は学校には行っているが誰とも話さないから 流行りとかよく知らないからな」 そんな胸張って自慢げに言われても困る。 「だから私の中の流行りは新しい流行りというのを 聞くまではずっとそれが流行りだ!!」 わけわからん。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加