プロローグ

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「そろそろか……」 町を見下ろし、呟く。 自分の目の前には、平和そうな町が広がっている。 ──だが、直に争いに巻き込まれるだろう。 わずかな間ではあったが、一度住んだ町。 友達が住んでいる町。 「向こうは、もう俺の事を友達とは思ってないだろうけどな……」 ポツリ……と自嘲の言葉が零れる。
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