プロローグ

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「俺は助けたいのか……?」 かつて“友”と呼んだ五人を思い浮かべる。 その五人は、記憶を失っている間にできた、偽の友の筈なのに…… アークレンスが滅びても、俺には興味がない。 何とも思わない。 「結局俺は、どうしたいんだろうな……」 自問してみるが、当然の如く答えは返ってこない。 一つ溜め息を吐くと、無詠唱で転移した。
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