一章

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時刻はもうすぐ次の日になりそうな時間帯 そんな真夜中に俺は今、究極の選択を突き付けられている え?なんの選択だって? ………ババ抜きだよ、悪いか そして、たかがババ抜きでなんで俺はこんなに真剣になっているのかと言うと 罰ゲームが嫌だからだ 「おい佑、いい加減に決めろ。」 なかなか決めない俺に嫌気が指したのか、向かい側に座っている浩一が不機嫌そうに言った 「佑君は優柔不断ですもんね~。あ、それとも罰ゲームが怖いのかな~?」 「止めとけ、堅。図星をついたら可哀想だろ?」 そういい、ニヤニヤした顔で堅と隆史はこっちを見てくる 、
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