0章  §転校生§

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「祐也そいつ誰だ?」 「こいつは、昨日転校してきた・・・」 「岩出志郎です。よろしくお願いします」 俺が名前を言う前に岩出は自分で自己紹介した 「俺は、有田鉄平!よろしく!」 言い忘れてたが赤い髪をしたツンツン髪のこいつは有田鉄平(ありたてっぺい) こいつとは中学校からの付き合いだ 中学の時初対面なのにいきなりケンカをしてすぐに友達になった 不思議な関係だ 「そうだ鉄平」 「何だ?」 「実菜美達はどうした?」 「先に帰ったよ。女3人男1人って気まずいからな…」 確かにそれは気まずい・・・ 「祐也さんそろそろ帰らない?」 「そうだな」 「鉄平、明日遊ばないか?」 「おぅっ!俺も今そう思ってたとこだ!! 岩出も来るよな?」 岩出は自分が呼ばれてビクッとした 「僕なんかでもいいの?」 「「当たり前だろ」」 俺達は口を揃えて言った 「ついでに実菜美達も呼ぶか」 「そうだな。じゃあ明日学校の正門な」 「おう。じゃあまた明日」 「バイバイ」 俺達の明日から始まる夏休みはとても悲しい思い出になるとわ知らずに・・・・
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