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「あの……、そんなに強くクラクション叩くと壊れちゃいませんか?」
「あ、そう言われたら」
文恵さんはクラクションを叩く(殴る?)手を止めた。
だが渋滞は進まない。
「うーん、なんででしょうね」
「何もクソも、進みなさいよー」
私は退屈なので、友達にメールした
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起きてる?
私今親戚の車に乗って銭湯行くんだ(≧∀≦)
でも今渋滞で退屈だよ(´・ω・`)
今何してる?
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「魁羅ちゃん、友達にメール?」
文恵さんがいきなり話してきたからちょっとびっくりしてしまった私を文恵さんは軽く笑う。
「魁羅ちゃん、そういうところ可愛いわね」
「え、そうですか?」
「えぇ」
♪♪~♪~~♪
ケータイの着信音が鳴り、私は画面を見ると友達からのメールだった。
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起きてる起きてる(笑)
銭湯って良いな~(*^o^*)
私も行きたいよ(´・ω・`)
とりあえず私もお風呂入るし(π∀π)
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「なんて返って来た?」
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