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「友達もお風呂入るらしいです」
「ふふ、魁羅ちゃんが銭湯行くの聞いてお風呂入りたくなったのかしら」
「え、そうなんですか?」
「さぁ?友達に聞いてみないと」
「あ、渋滞動きましたよ!」
「よし、行くわよ!」
再び車が動き出して十分程度で銭湯に着いた。
私達は中に入り、券を買うことにした。
「えーと、魁羅ちゃんは今何年?小6ぐらいかしら?」
「中学1年ですよー」
「え、そうなの?まぁいいや、大人の方が高いから子供でいいわよね」
「そ、それは卑怯じゃないですか……?」
「大丈夫よ、魁羅ちゃんまだ小6ぐらいに見えるから♪」
文恵さんは私にウインクするとお金を券売機にいれ、子供のボタンを押した。
「それちょっと酷いです」
「ふふ、ごめんね」
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