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「まぁ、この年になると私でも節約にうるさくなんのよ」
「そういえば、文恵さんって何歳なんですか?」
「あ、文恵さんなんてかしこまった呼び方じゃなくても、文恵ちゃんで良いわよ」
「え…、じゃあ、文恵ちゃんは何歳なんですか?」
「聞いて驚かないでよ?実は、私36歳なの」
「えぇぇ!?」
私…今まで20代だと思ってたんですけど…。
36歳には見えない程顔が良かったから驚いた私を見て文恵さんは誇らしげに振る舞う。
「今まで私の事20代だと思ってたでしょ?」
「あ、はい」
「やっぱりね~、私よく間違えられるの」
「は、はぁ……」
「まぁ、いいわ早く入んないと寝るのが遅くなるわよ」
「あ、はい」
そうして私たちは更衣室に向かった、そして更衣室、ロッカーがたくさん並ぶ中で、私たちは真ん中あたりのロッカーを使う事にした。
文恵さんは鼻歌を歌いながら服を脱いだ、文恵さんは顔だけじゃなくスタイルも良いことを知り、少しうらやましく思った。
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