日常

10/12
前へ
/46ページ
次へ
俯せのまま目を見開いた。 「おー陸どしたー?」 陸の友達が叫んだ。 「んっちょっと、美代に用事」 えっ?近づいてきてるの…? 「ちょっ!みよってば!陸君、来たよ!!」 愛美が私の体を揺らした瞬間── コツンッ と頭を陸にコツかれた。 ガバッ 私は頭を押さえたまま陸の方を向いた。 「起きろバカ」 「いちいち頭コツかないでよ─///珍しく、どしたのー?」 「別に、珍しくはないだろう、今日も部活だから一緒に帰れないっていいに来ただけ」 「あっ、そっか。わかった。」
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加