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俯せのまま目を見開いた。
「おー陸どしたー?」
陸の友達が叫んだ。
「んっちょっと、美代に用事」
えっ?近づいてきてるの…?
「ちょっ!みよってば!陸君、来たよ!!」
愛美が私の体を揺らした瞬間──
コツンッ
と頭を陸にコツかれた。
ガバッ
私は頭を押さえたまま陸の方を向いた。
「起きろバカ」
「いちいち頭コツかないでよ─///珍しく、どしたのー?」
「別に、珍しくはないだろう、今日も部活だから一緒に帰れないっていいに来ただけ」
「あっ、そっか。わかった。」
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