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「じゃっ」
「うん、また」
そんなこといちいち言いにくるなんて、珍しいなぁ。いつもはメールなのに…なんで?
「あれ?あれ?
気まずい雰囲気…!?」
愛美がいつものニヤニヤ顔で、
「だから普通だってば」
私は呆れた顔でそう言った。
「そっかぁー普通かぁー。普通が一番だよね。」
納得したかのように弁当を食べはじめた。
前までは陸と弁当も一緒にたべてたのに、いつからか、別々に食べるようになってしまった。
陸は背が高いから教室に来ただけで目立ってしまい、注目をあびるから
本当はあまり教室で話したくない。
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