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鈴くんが来たがってたお店での
ランチタイム中に溜と陵くんに
たまたま会った。
「陸達はデート中~?」
「俺達は、ランチ中ですけど
溜達こそデート中?」
何故か溜達カップルと相席で
ご飯を食べる事になった。
別に、鈴くんもよく知っている
相手だから気を使わずに済むし
みんなで食べた方がきっとご飯
も美味しいよね?
「鈴くん、これ嫌いだから俺の
あげるからこっち頂戴?」
「良いけど、残すなよなー」
頼んだご飯は美味しそうだけど
俺の嫌いなヤツが入ってた。
鈴くんは普通に取り替えてくれ
たけど、前に座る二人の視線が
すっごく痛い。
「何ですか、文句ある訳?」
「嫌、無いけどよく紫堂くんに
怒られないよな~」
陵くんの言っている意味が俺に
はちょっと分からない。
嫌いなものを、食べてもらって
変わりに違うのもらっただけ。
鈴くんの嫌がる事はしていない
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