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「セーフっ！？」
「残念ながらギリギリアウトだー橋本ー。」
教卓には担任の山田先生。
今日も汗をだらだら流している。
「最悪………」
「早く席につけー。」
「はーい…」
クラスの皆に色々言われながら、教室のまん中にある自分の席に着いた。
「おーはよ。柚希。今日も遅刻？」
後ろを振り返るとそこには碧の姿が。
「みどりぃ～！昨日も気づけば３時でして………」
「どんだけゲーム好きなの。あんたは。」
「だぁぁあっ！あんまり大きい声で言わないでっ！」
「はいはい。」
クラスの皆には知られたくない。
もし知られちゃったらきっと引かれちゃうし……
「まぁ好きなのはわかるけど、程ほどにね。」
「わかってますよー。」
果たして今日一日、睡魔に打ち勝てるだろうか………
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