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コンコン
「失礼しまーす。」
クーラーがついている為、閉まっているドアを開ける。
「あら?どうしたの?具合でも悪い??」
「ちょっと・・・頭が痛いかなーなんて・・・」
嘘をつくっていうのは、緊張する。
ましてや、美人保険医 天宮麗子先生の前なんだから!!!
すらっとのびた手足にくりくりお目々!!
背も高いし、なんていったって・・・・・・・・・
む・・・胸が・・・っ!!←変態化
わたしなんてさー高2なのに、いつまでも幼児体型。
神様はなんでこう不公平にしたのかな・・・
「そうなの?じゃあ熱計ってくれる?」
「あ、はい。」
手渡された温度計を左の脇に挟む。
なんか、熱もないのに熱を計るなんて、悪いことしてる気分・・・
大人しくイスに腰掛けて、温度計が鳴るのを待つ。
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