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電波系シリアルキラー。巨乳。純情。
幼い頃は清純可憐な小娘だったが、運命の沖縄旅行で呪われた暁家の血に目覚める。
旅先で迷子になり、その時に出会った青年を見て、彼女のアホ毛アンテナが宇宙の意思を受信する。
自分とこの人が出会う為にこの銀河系が誕生したのだ、と。
最早自分達は宇宙創世の中心人物である、と信じて疑わない彼女は、再び彼に出会う時に備えて、ひたすら殺しの訓練を積んだ。
何故なら、自分と彼を引き離す者は全て大宇宙の意思に逆らう者であり、その様な罰当たり者には鉄槌を下す必要があるからだ。
そうやって殺しの牙を研いでいる内に彼女はスクスクと成長し、スク水に収まりきらない程の巨乳少女と化した。
「時は来た。彼を犯す」
恋人という名の悪魔にフラれて意気消沈の(勿論彼を傷付けた悪魔は大宇宙のお仕置よ、と言わんばかりに残酷残虐に誅したが)年上の彼の部屋に押し入って、無理矢理唇を奪い、服を破り、そこで動きが止まった。
「ああ、バシャール様!どうして私に性交の仕方を教えて下さらないのですか?」
爆ぜたシャウエッセンに似た彼のソレを持て余してしまったのである。
どうしよう?名誉銀河系人の姉にやり方を聞こうか?いや、それはプライドが赦さない。愚かな人間共と私達の性交のやり方は絶対違っているに決まっている!そうよ、絶対にそう!世に溢れている有象無象の性的書物は反銀河系連合が私達を誑かす為に配布したプロパガンダなんだわ!アレを信じてその通りに間違った性交をしたら、宇宙崩壊の危機に繋がってしまうの。だって私達の性交は新たな宇宙を生み出す崇高な儀式なんだもん!だから…。
新たな電波を受信中の彼女をあっさり押し倒し、「間違った」性交をする彼。
嘘…まだ目覚めてないの?こんな…いけないのに…っ!
彼女は新たな使命に目覚めた。
反銀河系連合に洗脳された彼を啓蒙しなくてはならない。
彼女は殺しを忘れ、日々「正しい」性交を彼に思い出してもらう為にその豊満な身体を捧げるのであった。
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