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ヤンデレ系シリアルキラー。巨乳。淫乱。
彼女の覚醒は小五の時だった。母親の部屋に置いてあったBL本を盗み読みし、呪われた暁家の血に目覚めてしまった。
「私は…俺は男だ!」
それなのに、どうして自分には父親に付いているモノが無いのだろう?
そうか…誰かが私のモノを盗んでいったんだ!そいつから取り返して私の股間に付ければ全てが円く収まるんだ!
その夜から、彼女は男性器狩りを始めた。切っては付ける。切っては付ける。自分に適合するナニにいつか巡り逢う為に!
犠牲者は増え続け、白衣を着た鎌女は街の都市伝説となった。
無論、魅力的な女性に手を出す事は忘れてはいない。自分の性器に出会えない失望感を埋める為に彼女は片っ端から女に手を出し、やがてクラスの全ての女性が彼女のお手付きとなってしまった。
そして、彼女は大学へと進む。
母校の文化祭に顔を出し、ハーレムを楽しもうとした時、彼女は運命的な出会いをする。
矢嶋雅彦。所謂男の娘である。
「貴女…どうして付いてるのよ!私に返しなさいよ!」
錯乱した彼女は愛用の鎌を取り出して、彼の性器を刎ねようとする。
だが、彼も去勢なんて御免だ、と言わんばかりに抵抗する。
「落ち着いて!コレを貴女のアレに挿入すればくっつくから!」
「う…嘘よ!そんな…騙されないわよ!」
「トラスト・ミー!」
この世で一番信用出来ない台詞を吐く雅彦。万事休すか、と思われたその時。
「騙したら只じゃおかないからね」
そう言って、ゆりあは腰を下ろした。
事後。彼女が言う。
「嘘つき!生えてこないじゃないのよっ!」
「一回じゃ生えないんだって!何回も試さなきゃ!」
「ほんとに?」
「トラスト・ミー」
これを繰り返す内に、彼女の男性器狩りは鳴りを潜め、街の男達は安堵の表情を浮かべるのであった。
後に矢嶋雅彦は街の英雄として語り継がれる事に…あれ?これって暁ゆりあの紹介じゃ?
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