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女王様系シリアルキラー。爆乳。姐御。
隕石の落下と地割れで真の両親を亡くした彼女は兄と共に施設を転々とする。その時の彼女は虫にも怯えるか弱い少女だった。
だが、悪魔崇拝者の養父母に貰われ、運命が変転する。
初潮を迎えて直ぐに彼女は養父に陵辱の限りを尽くされ、身体に一生消えない傷まで刻まれる。このままでは兄と近親〇姦プレーをさせられる!そんな事を思い、それなら先に兄を…と包丁を懐にしまい、家の扉を開けた。
そこで繰り広げられていたのは、兄によるデスファイルやギニーピッグさながらの殺人ショーだった。
「何で殺るのよぉぉぉっ!私が殺るのにぃぃぃぃぃっ!」
その時の表情と叫びは兄をいたく傷付け、それが原因でニートと化してしまった。
いたたまれなくなり、修行という名の殺人旅行に出る彼女。
国際指名手配されながらも、しっかりと殺しまくった彼女は運命の出会いをする。
ヨーロッパの某国でバンダナを巻いた巨女が彼女に喧嘩を売ってきたのだ。
「どっちの頭突きが情熱的か…試してみるかい?」
「やってやらあぁぁっ!」
三日三晩、頭突きに頭突く彼女達。勝者も敗者もいない引き分けで終わった。
「ナイス頭突き」
「ナイス頭突き」
分かり合い、称え合う二人の巨女。
その後、人外の超法規的手段により、指名手配が解けた彼女は兄を真っ当な殺人者に矯正すべく、日本に帰る。
その時、命知らずにも喧嘩を売ってきた烈海王マニアの男がいた。
「断言しようっ!君のいる所は既に俺達が通過した所だっっ!」
「そうかい?そりゃあ良かった」
ゴ…ッッ!
頭突き一発でシン紛いの男を倒した彼女。
その頭突きにより彼は彼女を主人と仰ぐ事になる。
現在二児の母。娘達を立派なシリアルキラーに育てたものの、当初の目的の兄の矯正にはまだ成功してない様である。
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