入学式…🌸

7/9
前へ
/9ページ
次へ
『とりあえず、僕行って来るね♪』 「行ってらっしゃい。」 「行ってらっしゃ~い♪」 ん…? 僕、教材室が何処にあるか分からないや…。 キョロキョロ周りを見ていると、綺麗な人が声をかけてきた… 「どうしましたか…?」 『あ、あの…、教材室って、何処ですか?』 「教材室は、ここから、右に曲がって突き当たりの右側ですよ。」 『あっ、ありがとうございますっ!!』 親切な人だなぁ~って、思った…。 銀髪で、肩まであるストレート…何処かの王子様みたいだった…//// 少し照れるっ//// その、銀髪の方にお礼を言ってから、教材室に向かってた…。あっ、名前を聞いて無いや…💦 コンコンッ 中から、どうぞって言う、きだるい声が聞こえたので入った。 『失礼しまぁ~す。』 「おう!座れ!」 『何で、しょうかぁ~』 「じゃあ、取りあえず、眼鏡外そうか♪」 『えっ…』 僕が答える前に、先生が僕の眼鏡を取った。 「ッ………!!」//// 何故か、先生の顏が赤い…熱? 『先生、大丈夫ですかぁ?』 僕は、無意識なのか、眉を八の字にして上目使いで聞いていた… 『んっ…!?』 先生の顏が、近付いてるなぁ~って呑気に考えてたら、僕の唇と先生の唇が重なった… 『んっ…せん…せ…。やっ…めっ……////』 息が苦しくなって、口を開けた…。これが行けなかったんだね…。 今になって、後悔……。 ニュル… 待っていたと言わんばかりに、先生の舌が入ってくる… 『はっ…クチュ…あっ…////』 頭が、ボーっとなった所で、先生の唇が離れた。 「可愛いなっ♪眼鏡外すのは、俺の前だけにしろよっ?」 はっ!! 俺は、今の状況に気付き、教材室を飛び出した。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加