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「雪…」
店から新之助が出てくる。
「…はぁ、会いたくなかったのに」
「雪ぃ!!!!!!」
そのまま、凄いスピードで駆け抜ける少年、気持ち悪ッww
『新之助、歯ァ食いしばれや』
そして構える僕。
『朝霞力也(父)直伝、超絶…
アッパーカットォォォッ!!!!!!』
突き上げた拳、中に舞う少年。
「…ふぐあっ!!」
「すげぇな…」
「ひょえぇ…ww」
「かっけぇ…!!」
「痛そう…」
「気に入った、むふふ♪」
上から、翔太郎・原田・永倉・藤堂・雪。
『…やた、決まった!
あぁ、なんて愉快な感覚でしょうか、あは♪
色々面倒くさいんで帰ります!
さいならチャラ男、原田さん達、お雪さん!』
「痛い…」
新之助の首根っこを掴んで立ち去ろうとする。
「ちょっと待って」
ふわっ。
肩を抱かれると耳元で甘い声で呟く。
「お雪やのうて、
私の本名は雪千代。ちゃんとそう呼んで、美生」
『…~~~ハイッ///
帰るよッ!!!!』
「痛い痛い、引きずるなや!」
顔は赤く染まったまま、やや早足でその場から帰った。
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