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……
『あぁー、いい天気…』
「ですねぇ…」
縁側に出ると、お茶ともらってきた饅頭を頬張った。
「んー、美味しいっ」
『良かった、口に合わなかったらどうしようかと…』
「俺、甘味は大体好きなんで大丈夫ですよ?
良ければ今度おすすめの甘味処があるので一緒にいきましょうね!」
『はい』
警戒が解けたのか、素面でも饒舌だ…
よかった、いろいろ話してみたかったし(^^)
「あ…と、お呼びした目的なんですけど」
『…?』
「………謝りたかったんです、貴方に対する態度とか。
すいませんでした、個人的な理由で当たってしまって」
…え。
『謝らなくて大丈夫ですよ、
僕慣れてますし。
それに…』
仲良くなれればなんでもいいです!
そう告げると、沖田君は笑った。
「そうですね!
これからよろしくお願いします、美生さん!」
『よろしくね、沖田君』
こうして少し沖田君と仲良くなる事が出来て、二人とも始終和やかだったのであった。
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