幕末の京

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僕が再び寝てから一刻半後。 『…くぅ、良く寝た』 身体も軽くなり、くらくらしなくなった。 「女ぁっ、入るぞッ!」 伸びをしてると、いきなり男の子が入ってきた。 スパーンッ!! 「起きてっか!?」 「これ、勝手に入ったらいかんよ!」 それに次いで、先程の女の人が入ってくる。 『どうしたんですか…?』 「いやね、この子新之助ていうのやけど、あんたさんがしんぱ…」 「わぁぁぁぁああッ!!!!!!!!!!!!」 しんぱ…って何だろう? まぁ、良いとして。 『もしかして、僕を助けたの…』 そういうと、彼は可愛く笑う。 「そう、助けたん俺! なんか、お遣いの途中ついでに林に入ったら、お前が落ちてた! てか、お前の名前は?」 女の子みたいに首を傾げる新之助君に、僕は明るく答えた。 『僕は朝霞美生、因みに22歳です。』 「「えっ…!?」」 驚く2人に、僕は?マーク。 『…僕何か変な事言いました?』 その後、2人は大爆笑。 「やだ、年下だと思って敬語無しで話ししてた!」 「俺も! 俺は15なんだよ。 で、姉ちゃんは18ね!!」 で、そのまま、僕たちは暫く話し込んだ。 . . .
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